2026/09/20 22:55
どうも、こんにちは。Hachiです。
今回は、【第2期】ヤエヤママルバネクワガタ西表島大見謝産の産卵セットを組んでいきます。
これまで何回かヤエマルは飼育してきましたが、複数ペア羽化させたのが今回が初めてなので血統を絶やさぬよう大切にブリードしていきたいです。
第1期の記事↓
種親紹介
雌雄個体識別名産地サイズ羽化確認日累代♂IY(2)015西表島大見謝60.2mm2024.9.22CBF2♀IY(2)010西表島大見謝47.6mm2024.9.20CBF2




引用:https://www.town.taketomi.lg.jp/about/iriomote/
大見謝。西表島としては北部に位置する。いろいろなショップを見るがなかなか見かけないレア産地。
♂は今期一番大きかった60mmUPの個体を種親にしました。♀も2番目くらいには大きい個体を選出。羽化時期も似通ってます。
https://youtu.be/oKrRaeW4QL0?si=rWuZNMVicEuGwCPp
飼育計画
今までのマルバネ飼育経験を生かして、65ミリoverの大歯個体を目指します。
羽化用の容器は♂は1900砂糖入れ、♀は1400ボトルに投入し底面積をなるべく広めに取ります。
基本的には常温飼育で室温が27℃を超えるようならエアコンで25℃まで下げます。
国産マルバネは季節感がないと羽化ずれが発生するようで夏冬で温度差はつけます。
三令以降のより大きな♂♀は低温ワインセラーに入れて18℃管理をして3年1化を目指します。
1.ペアリング・産卵セット 2024年10月25日
1日~2日ごとに産卵セットを暴き、卵で回収する 2.幼虫割出し2025年2月~3月
個別飼育組・多頭飼育組で分ける 3.多頭飼育組を個別飼育に切り替え+低温組を作る2025年6月上旬
4.2年1化組 最後のマット交換2026年1月下旬
5.2年1化組 羽化予定2026年9月下旬
主に使用する飼育用品
全体
ワインセラー ルフィエール C24SL(コンプレッサー式)
1.9L 砂糖入れ
1400クリアボトル
産卵セット
中ケース
自作マルバネマット
L3マット
プロゼリー
転倒防止剤 鉢底網
初・二令初期幼虫飼育
自作マルバネマット
微粒子カブトマット
カブトマットA
二・三令幼虫飼育
カブトマットA
リンク
参考:BEKUWA78号、月刊むし日本のマルバネクワガタ
1.ペアリング・産卵セット


このオスは前胸背板が特に赤い。一瞬赤レギウスみたい
使用マット11.2~【自作マルバネマット】11.20~【L3マット】温度基本26度(24~26度)水分量普通(安定感を重視し、いつもより加水しすぎないように)→11.2~多め初回セット日2024.10.25
自作マルバネマットはアマミマルバネに使う予定だったが、ヤエマルに使用。熟成期間は40日程度。
産卵セットを組むときは追加でかなり加水した。
産卵の経過
日付産卵数ケース温度/湿度2024.11.20(マット変更)中-2024.11.69(正常)+1(割卵)中23°/44%2024.11.710(正常)中22°/34%2024.11.101(正常)中23°/36%2024.11.169(正常)中24°/51%2024.11.204(正常)マット変更中24°/26%2024.11.2420(正常)中22°/33%2024.11.2530(正常)中21°/36%2024.11.277(正常)♀死亡 中22°/57%計90
11.2時点でオスは成熟しているはずだが、メスがどうも産卵行動をしない。同居にした。
メスの方が先に羽化したはずなのに、なぜだ。
11/6で初めて産卵を確認。9個+1(異常)を採卵することができました。
♀が産卵行動をしたため、このタイミングで♂を隔離します。
繭割個体は後食のタイミングが難しい。タイミングを合わせるため、オスメスを同居させたほうがいいかも。大きめの容器なら喧嘩は避けられそう。

仕事を終えたようにマット上に上がってきた♀

この♀は同居してる方がよく産むんだが。
毎回仲睦まじい笑
1日に30個採卵
2024.11.25にたった1日で30個採卵できました。
使用マットは変わらずL3ですが、おそらくこれは熟成度が上がったため、♀が好むようになったためかと思います。
最初にL3を購入してから2ヶ月経過してますが茶色から焦げ茶色に変化がみられたため、やはり熟成度が大事ですね。
2024.11.27 ♂♀死亡
繭割個体で羽化から68日の命でした。産卵行動に移るまでは47日かかりました。
2.幼虫割出し 2025.2.18
2025年2月中旬ごろ、プリンカップ等で管理していた幼虫を割り出しました。
この時点では初令がほとんどで完全にタイミングをミスってしまいました。
本来なら2令で割り出すのがベストですね。
アマミマルバネが採卵から120日で二令になるのでこの場合3月下旬ごろに割り出すのが理想でした。
2齢幼虫を確認 2025.3.25

この時継ぎ足したマットは「微粒子カブトマット」を使っているが、このマットは熟度が浅く、多分マルバネには不向きだと思う。次回以降は「カブトマットA」を使用します。

上:微粒子カブトマット
下:カブトマットA
ともにドルクス佐賀製
マルバネやツヤの場合は、無添加もしくは低添加で焦茶色にになっているマットが理想ですね。
2025年の5月上旬には3令幼虫を確認できました。
4.最終マット交換 2026.1.7
1月に最終マット交換をしました。


結果は14g~20gが多かったです。
最大体重の個体でも22gでした。おまけに頭幅が小さいという。
今まではこの時期で24gは普通に超えたので普通にエサ選びをミスった結果だと思います。
今期は無添加のカブトマットを使ったのですが、ヤエマルに関してはもう少し添加のきいた栄養価高めのマットがよいですね。
また、初令の段階で熟度が浅いマットを使ったのも頭幅が小さくなった原因と考えられます。
普通にビートルマットやUマット使ったほうが良いですね。

最大体重だが頭幅が小さいため、雌雄判別できない
同じような環境で飼育したアマミマルバネが27gまではでているため、やはり最適な餌は種によって違いますね。
